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マテリアル リサイクル

マテリアル リサイクルの画像

リサイクルの種類の中に「マテリアル リサイクル」があります。「材料リサイクル」「材料再生」「再生利用」「再資源化」などともいわれています。

集めた製品や、生産の工程で出たごみを材料にし、新たに製品を作りなおすのです。たとえば、集めた古紙を一度溶かし、また紙を作ったり(「水平リサイクル」といいます。)、ペットボトルを全然違う繊維の原料に作り直したりしています。(「アップデートリサイクル」といわれています。)

最近は、プラスチック類もマテリアルリサイクルの対象になっています。家庭や会社などから出るプラスチックを回収して、ベンチ、遊具、フェンスなど色々なもの作りかえられています。

また、家庭から集められているペットボトルや発泡スチロールなどは、包装資材、文具、日用品など身近なものに生まれ変わっているのです。

電化製品もマテリアルリサイクルされているのです。テレビやエアコンなどを回収して、分解、そして、素材ごとに分けて、再利用しています。しかし、この作業はとても手間がかかり、大変なものです。

現在、マテリアルリサイクルの手間が考えられています。ですから、最初に製品化するときに、リサイクルしやすいものを初めから作るように各メーカーとも考えています。また、プラスチックの使用の量を減らしたりと考えられているのです。松下電器では、テレビのプラスチック部品を20年前には39部品使われていたのですが、現在8部品しか使われていないそうです。

このようにマテリアルリサイクルはとても私たちの身近にあるリサイクルの種類なのです。