紙のリサイクル
紙は昔から回収され、リサイクルされている代表のものです。回収される紙は、新聞・広告、雑誌、コピー用紙、お菓子などの箱、牛乳パックなど色々な種類があります。
市区町村や、子供会、町内会、ちり紙交換などで回収された紙のゴミは、集められて古紙問屋に集まります。そして、選別・圧縮されてから、製紙工場に運ばれて、新たな商品に生まれ変わります。古紙はリサイクルが世間で注目をあびるようになった2000年ぐらいから、回収率がとても上がっています。現在は、古紙の利用率よりも回収率の方が高い比率になっているのです。
回収された古新聞は新聞に、段ボールは段ボールに生まれ変わります。雑誌は段ボールや絵本に、新聞紙は新聞紙や雑誌に、紙パックなどは、トイレットペーパーや紙などに作りかえられています。牛乳パックはリサイクルでは作ることができない紙ですので、質のいい古紙として扱われているそうです。
古紙を収集に出すとき、注意しなければいけないことがいくつかあります。まず、シュレッダーされた紙は再生できません。またラミネートされたもの、レシートなどの感熱紙、セロハン・セロハンがついた封筒、写真などもリサイクルには向いていません。混入してしまうとリサイクルに問題が起きてしまうので、収集してもらう際は気をつけましょう。
新聞、雑誌、段ボールなどはまとめて出すと思いますが、この際、できれば紙ひもでまとめるようにしましょう。ガムテープなどで止めてしまうとリサイクルできなくなってしまいます。
[ リサイクルされるもの ]