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ペットボトルのリサイクル

ペットボトルのリサイクルの画像

ペットボトルは、軽く丈夫で、飲料をいれるのにとても便利な容器です。みなさんもどこかへ出かけるとき、必ずと言っていいほどペットボトル入りの飲料水を買うのではないでしょうか。また、缶と違ってふたが閉められるので、飲み残しをしても持って運べる便利さもあります。また、透明ですので、中身がよく見えます。そして、リサイクルもできます。

このように便利なペットボトルは、ゴミとして排出されたあと、どのようにリサイクルされているのでしょうか。

まず、ペットボトルを出す際は、キャップやラベルをはがしましょう。そして、中を洗い潰して回収してもらいます。回収方法は地方自治体によって異なりますので、指示通りに出します。また、スーパーなどでも回収ボックスを設置しています。気をつけなければいけないことは、プラマーくが付いているペットボトルに似たボトルもあります。排出する際は、ペットマーくがついているか確認しましょう。

回収されたペットボトルは、分別、圧縮されます。圧縮したものをペールと言われています。そして、粉砕・洗浄して、8ミリ角のフレークやもっと細かい粒状のペレットになります。

フレークされたペットボトルは、繊維や洗剤などのボトル、ボールペンやゴミ袋など新たな商品に生まれ変わるのです。また、「ボトルtoボトル」というリサイクル方法もあります。回収したペットボトルを化学的に分解し、ペット原料にします。そして、またペットボトルを作られるのです。

近年回収率が高くなってきています。回収率は2007年度は69.2%もあり、世界でも高い回収率になっています。